事例52 代襲相続人の遺産分割を、弁護士が親の兄弟と交渉し解決。
- 依頼者Aさん(長男・50代)
- 私と弟の他に相続人が何人いるのか、相続財産がいくらあるのか分かりません…
- 背 景
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Aさんの祖母が亡くなりました。Aさんの父は祖父母よりも先に亡くなっていたため、Aさんと弟は代襲相続人となりました。
しかし、同じく相続人である叔母たちが勝手に遺産について話し合いを始めてしまいました。
Aさんは今後の遺産分割を円滑に進めるために、当法律事務所に相談にいらっしゃいました。
- 主 張
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Aさんは、すでに亡くなっている父が6人兄妹であったため相続人が多く、実際の相続人が何人いるのかさえ分かりませんでした。また相続の対象となる財産が不明であり、どのようなものが、どれくらいあるのか調査し、その上で、正しく遺産分割を行いたいと考えていました。
- 解決策
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弁護士は、まず、市役所からの戸籍謄本の取り寄せ、また銀行に対し預貯金残高の開示手続きを行い、相続人の確定と被相続人の遺産目録の作成を行いました。
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結 果
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調査の結果、被相続人であるAさんの祖母には、AさんとAさんの弟、Aさんの叔母4人、叔父1人の計7名の相続人がいることがわかりました。
また、亡くなった祖母(被相続人)名義の口座が3つあり、それぞれの口座に預金を有していることも判明しました。
この結果を受けて、Aさんたちは、円滑に遺産分割を行うことができました。
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