※掲載している事例内容は解決当時の法令に従ったものとなっております。
事例62 姉が生きているうちに生前贈与を。弁護士が相続関係図と遺産目録を調査し円滑に進行。
- ご相談者Aさん(長男・70代)
- 姉が生きているうちに相続整理を進めたい…
- ご相談までの経緯・背景
-
Aさん(70代)の姉Bさん(80代)が危篤状態にありました。
Bさんは未婚であったため、夫や子どもなどの法定相続人がいませんでした。
そのため、弟であるAさんら兄弟が相続をすることになるのですが、Aさんは、もうしばらく他の兄弟たちとは音信不通で、それぞれの存命すら分かりませんでした。
-
相続は、被相続人が死亡してからその効果が発生します。そのため、被相続人の死亡前に遺産相続として不動産所有権の移転や預貯金の分割を行うことはできません。もっとも、戸籍の収集や相続人の確定など、相続の準備をすることはできます。
Aさんは、今後のことも考え、Bさんが存命のうちに出来ることはないか当法律事務所に相談にいらっしゃいました。
- 解決までの流れ
-
弁護士は、まず音信不通の兄弟の生存を確認するため、兄弟の戸籍の交付を請求し戸籍調査を行いました。
-
結果・解決ポイント
-
調査の結果、音信不通であった兄弟全員の存命が明らかになったため、それらをふまえ相続関係図の作成を行いました。
また、相続財産の調査と遺産目録の作成も行い、今後の相続を円滑に行うための準備を整えました。
弁護士によるサポートにより、Aさんは必要な手続きを整えることができ、相続の不安を安心に変えることが出来ました。
「相続人調査/財産調査」の解決事例
-
事例64 相続放棄の期限後に疎遠の親の死亡を知ったが、起算日変更を弁護士が手続し相続放棄を実現。
Aさんは両親の離婚後、母親に引き取られました。その後、母の再婚相手の家族と共に暮らしていました。長年、実の父とは音信不通でしたが… 詳しく見る -
事例62 姉が生きているうちに生前贈与を。弁護士が相続関係図と遺産目録を調査し円滑に進行。
Aさん(70代)の姉Bさん(80代)が危篤状態にありました。Bさんは未婚であったため、夫や子どもなどの法定相続人がいませんでした… 詳しく見る -
事例52 代襲相続人の遺産分割を、弁護士が親の兄弟と交渉し解決。
Aさんの祖母が亡くなりました。Aさんの父は祖父母よりも先に亡くなっていたため、Aさんと弟は代襲相続人となりました。しかし、同じく相続人である叔母たちが勝手に… 詳しく見る -
事例50 内縁の夫との共有不動産の遺産相続について弁護士が相続人調査し解決。
Aさん(50代)とBさん(60代)は20年以上前から内縁関係にあり、一緒に暮らしていた家は、共有不動産として持っていました。先日、内縁の夫であるBさんが亡くなり… 詳しく見る -
事例20 銀行との交渉を弁護士が行い、預金の払い戻しと遺産分割を1ヶ月程度で解決へ。
姉(80代)が死亡し、姉妹であるAさんとBさん(共に70代)が相続人となりました。しかし、AさんとBさんの家族関係が複雑で、Aさんらの二人以外にも相続人がいる可能性が… 詳しく見る -
事例19 複雑な遺産分割を、弁護士が相続関係説明図を作成し円滑に解決。
養母(80代)が亡くなり、養父とAさんも含めた3人の養子が相続人として養母の財産を相続することになりました。養母が残した財産はすでに確認することができていたので… 詳しく見る -
事例18 相続するものが分からない。財産調査や遺産目録を弁護士が代理。
父(80代)が亡くなったので、息子であるAさん(50代)が相続人として父の財産を相続することになりました。相続人はAさんしかいなかったのですが、父は遺言書を残しておらず… 詳しく見る