tel:0120-002-489

相続問題の解決実績

見出しリボン

事例76 特別受益(2)

  • 依頼者Xさん・次女(40代)
  • 法定相続分に従った遺産分割をしたい

担当弁護士川口 真輝 弁護士

背 景

Xさんの父であるAさん(80代)が亡くなり、母親もすでに他界していることから、長女のBさん(50代)と次女のXさん(40代)の2人がお父さんの遺産を相続することとなりました。

Xさんは法定相続分を前提とした相続を考えています。しかしBさんが、Xさんには特別受益があること、Bさんの体調や経済状況が思わしくないこと等を考慮して多めに相続させてほしいと主張しているため、両者では話がまとまりませんでした。

そこで、XさんはBさんとの円満な遺産分割を希望されて当法律事務所にご相談にいらっしゃいました。

特別受益の解除背景特別受益の解除背景


主 張

被相続人であるAさんの遺産は、不動産(土地、マンション)、預貯金、株式、投資信託等でした。

相談者であるXさんは、法定相続分を前提として、土地と株式の一部の相続を希望しています。

しかし、Bさんは、Xさんの高等教育費が高額であり、家賃の支払いが一定期間免除されていたという特別受益があること、Bさんの経済状況や体調が良くないことを考慮して遺産分割をしてほしいと主張しています。

特別受益の解除主張特別受益の解除主張


解決策

川口弁護士は、Bさんの主張するようなXさんの特別受益はないと主張し、遺産分割を法定相続分に従って行うよう交渉を続けました。

特別受益とは、共同相続人の中に、被相続人から、遺贈を受け、または婚姻若しくは養子縁組のため若しくは生計の資本として贈与を受けた者がある場合、その利益のことをいいます。

今回の場合、高等教育費の差については、XさんもBさんと同等の大学で教育を受けており、両者の教育にそれほど差はないことから特別受益にはあたりません。

次に家賃の支払い免除についてですが、両者の間に一定期間における負担額の差があることをもって生活資本や遺産の前払いといえるほどの利益があったということはできません。

さらに、遺産額から考えて、法定相続分でも十分な遺産が分配されるので、Bさんの経済的窮状などを考慮する必要性はないといえます。

特別受益の解除解決策特別受益の解除解決策


結 果

協議の結果、Bさんの主張するXさんの特別受益が認められないこと、法定相続を前提としても十分な遺産が分配されるので、Bさんの経済的窮状などを考慮する必要性はないことから、XさんとBさんは法定相続分に従って各2分の1ずつ相続することとなりました。

以上より、Xさんの希望どおりに無事に遺産分割をすることで、お姉さんとの遺産問題を解決することができました。

本件のように相続に関しては当事者間で話がまとまらず、揉め事になるケースが少なくありません。お困りの際にはぜひ弁護士に相談してみてください。

特別受益の解除結果特別受益の解除結果

見出しリボン
その他」の解決事例
  • 事例86 不当利得返還請求(2) 共同相続人から不当利得返還請求がされて、第一審判決で請求が認められました。しかし、共同相続人で共有することになった不動産の相続税は私が負担しているので、請求額を全額を支払うのには納得がいきません…詳しく見る
  • 事例84 不当利得返還請求(1) 妻が亡くなり、夫である私と義父の二人が相続人となりました。ひとまず私が妻の遺産をまとめてから、義父と話し合い遺産分割をするはずだったのですが、義父から訴状が届き…詳しく見る
  • 事例76 特別受益(2) 先日父が亡くなりました。母はすでに他界しているので、相続人は姉と私の2人なのですが、なかなか遺産分割がまとまらず困っています。穏便に解決したいのですが…詳しく見る
  • 事例75 墓の永代供養契約の解除(1) 生前父は当家の墓を建て、寺と永代供養契約を結んだのですが、父が亡くなった際、寺の住職に話を聞くと『納骨後3年すると、その後は共同墓地に移して供養される』と、父から聞いていた話と違うのです…詳しく見る
  • 事例73 特別受益(1) 弟は不動産の購入資金として、母から多額の金銭を援助してもらっていました。先日、母が亡くなったため、それらも考慮して遺産分割したいと話したら、弟は納得してくれず…詳しく見る
  • 事例72 祭祀財産の承継者争い(1) 当家で代々受け継がれてきた仏壇や神棚、系譜等のいわゆる祭祀財産の承継者は当家の長男の娘である私がなるべきとして話し合っていますが…詳しく見る
  • 事例68 預貯金の払戻し請求(1) 夫が急に亡くなりました。相続財産は預貯金のみだったのですが、銀行は私に被相続人である夫名義の預貯金の払戻しに応じてくれませんでした… 詳しく見る
  • 事例11 仮差押登記抹消登記手続請求(1) 夫(70代)が死亡し、家族で相談した結果、妻のAさん(70代)が夫の不動産を相続することになりました。Aさんは、相続にもとづいて… 詳しく見る

相続弁護士の解決事例一覧へ

法律相談のご予約

  • 相談無料
  • 24H受付
  • 土日相談可

お気軽にお問い合わせください

  • 携帯からも通話無料。24H受付、土日も相談可能

    tel:0120-002-489
  • 無料相談のご予約
  • tel:0120-002-489

TOP