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相続問題の解決実績

※掲載している事例内容は解決当時の法令に従ったものとなっております。

事例88  数十年以上面識のない姪が亡き妻の遺産を要求してきた。

  • ご相談者A男さん
  • 性別:男性
ご相談までの経緯・背景

50年近い年月をともに暮らした奥様を亡くしたA男さんは、悲しみに暮れながらも奥様の遺産の相続手続きを進めていました。
奥様との間には子どもがおらず、奥様には弟さんがいらっしゃったものの、こちらも亡くなっていました。A男さんは奥様の遺産を全額相続したいと考え手続きを進めていました。そんななか、ほぼ面識がなく数十年以上も交流のなかった、奥様の弟さんの娘(A男さんの姪)が、「法定相続分は全額受け取りたい」と主張。
存在は知っていたものの、数十年以上、顔も合わせたこともない姪からの申し出に驚いたA男さんは、諦めてほしいと話し合いを進めましたが、まとまりません。
やがて姪は弁護士を依頼し、遺産分割を迫ってきました。
長い間ふたりで肩を寄せ合って生きてきた夫婦。遺産は亡くなった奥様の想いを引き継いで、夫である自分がこれから守っていきたいと、A男さんは強くお考えでした。
姪からの申し出も、最初は驚いたものの、直接会って話し合えばきっと分かってくれると、A男さんは信じていらっしゃいました。
しかし、奥様のお葬式で顔を合わせてから以降も、何度か話し合いを進めたものの折り合わず、「法定相続分は全額渡せ」の一点張り。
やがて、姪側に弁護士が付き、一歩も譲らない姿勢を鮮明にした段階で、A男さんはご相談にお見えになりました。

ご相談までの経緯・背景

解決までの流れ

このケースでは、姪には、遺産を相続する1/4の権利がありました。
奥様が残された遺産は数千万円ありましたので、1/4でもそれなりの金額です。
A男さんから依頼をお引き受けしてからは、まずA男さんのご希望である「遺産全額の相続」を書面にした上で、先方に送りました。
その上での話し合いを提案し、弁護士同士で話し合いを進めました。
何度か先方の要望を聞いたのですが、「全額ほしい」との主張は変わりませんでした。

ある日、話し合いを、A男さんのご自宅で行うことにしました。
その場には、先方の弁護士のほかに姪本人にも来てもらいました。
話をする前に、まずは奥様の遺影に手を合わせてもらいました。
姪にしてみれば、顔もほとんどわからないような遺影でした。
しかし、何かが響いたのか、この日から、姪側の主張が少しずつ和らいでいきました。
それまでは、頑なに法定相続分は絶対に払ってもらうという主張だったのですが、態度が少しずつ柔らかくなり、最終的には法定相続分よりも少ない金額をもらうことで、先方は納得してくれました。

結果・解決ポイント

A男さんの全額相続したいというご要望は、完全には叶いませんでした。ですが、当初、姪側が要求していた金額からは減額することができました。
少し前では、仮に相続人に相続する権利があっても、「遠い存在だから遠慮しておく」とか、「自分はお世話もしていなかったし、お世話をしていた人が全額もらうべきだ」と考える人が多かったように思います。
しかし、今は昔とは違います。私は正当な権利者なのだから、権利がある分は全部もらうのが当たり前、という人が少なくないという印象です。

相続が発生した際、ご注意いただきたい点があります。
相続人のなかに、仲が良くない人や疎遠な人、存在は知っているけどどこにいるかもわからないような人がいらっしゃいませんか。
このような方が相続人にいる場合、遺産分割協議の際に大変な思いをします。話がうまくまとまらないことは想像がつきますよね。
このような心配が想定される場合は、法律事務所にご相談にお見えになってください。
遺産の額は関係ありません。わずかな金額でも権利を主張される世の中です。不動産が絡む場合はさらに複雑化しますので、是非お早めにご相談ください。

結果・解決ポイント

担当弁護士

  • 三津谷周平 弁護士
  • 弁護士法人 法律事務所オーセンス

    三津谷 周平 弁護士(大阪弁護士会所属)

  • 同志社大学法学部法律学科卒業、立命館大学法科大学院修了。離婚、相続問題を中心に、一般民事から企業法務まで幅広い分野を取り扱う。なかでも遺産分割協議や遺言書作成などの相続案件を得意とする。

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